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大人のぬりえ

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寝たきりになって、指さえ動かせなくなって・・・リハビリは辛かった。
リハビリしても・・・動く保障もないし、ICUで全身総官だったので・・・
多くは死んでしまうか、寝たきりのままという可能性が・・・
危篤の状態からは・・・
でも、「あきらめてください」と言われたときでも・・・
床づれ予防に、身体を動かしてくださってた。
そんな医療の関係の方々に「声」も出せず…「お礼」をいうことも出来なかった。
動けなくても・・・目も開かず、口もきけなくて・・・でも、感じることは出来た。
「耳」だけは聞こえたのだ。動けない分、感覚は鋭くなり耳もすごく聞こえるように・・・
そして、記憶も・・・。
だから、その状態の時の「心無い声」は取り返せない。
そのまま死んでしまえばわからなかったかもしれないが・・・
私は、なぜか全身総官から奇跡的に助かった。
「声」は半年は出なかった。発声練習から始めた。
ベットから動けず・・・同室の90代のおばあさんにはお世話になった。
不眠症で、眠剤を切った私は、24時間眠れない。
病院で消灯でも・・・寝た切りで動けなかった。
その時、なぜもっと早く「眠剤」を止めておかなかったのかと後悔した。
自分で薬も飲めなくなって・・・飲めなかったからこそ眠剤が身体から抜けていった。
内科の「薬」では眠れないことがわかっていて、寝たきりの状態では退院しても
神経科には通えない。家族の負担も・・・。
だから、退院して…内科の「寝る前」の薬を止めた。
全く寝れなくても、YouTubeを見て…折り紙をした。
半分にも折れなかったのに・・・
そして、「大人のぬりえ」・・スプーンもにぎれなかった。
1さじづつ食べさせてもらっていたのに・・・
今では、時間はかかるが・・・楽しい。
折り紙も・・・病院に行くとき持っていく。
そして、寝たきりの時決めた。「眠剤なしで消灯時間に熟睡する」という目標は
達成できた。
ベゲタミン2錠ハルシオン2錠+頓服でも眠れなかったのに・・・
寝る前、何も服用せずに・・・熟睡できるようになった。
車いすでも生活して・・・助けてもらった。
今は、自転車を押しながら歩ける。
家では杖なしで歩ける。
リハビリの効果で話せる。
網膜剥離もすすんでいない。
「死ぬ気になったら…」というが、そうなってからではつらかった。
しかし、そうなって「眠剤」を自分で飲めるようになっても
1度ものんでいない。
眠れなくても・・・することがあるだけ・・・幸せだ。
24時間眠れなくても・・・電気が消えていても・・・豆級の光で
自由に動けるようになった。
消灯時間は・・・真っ暗闇でも折り紙が折れるようになった。
でも、特別に廊下に夜中出る許可も出て、あべのハルカスの夜景も写せた。
ある意味・・・すごく幸せ。
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不眠とあせりから自分を取り戻す時⑤再送

不眠とあせりから自分を取り戻す時⑤
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長女の出産のお祝いに・・・スーツを着た男の子も来てくれた。
私の声帯ポリープのお見舞いにも彼女と来てくれたが
(筆談だった)
私の実家には・・・私がいなくても「銀杏」を届けたり・・・
高校の親友は・・・身長と靴のサイズが一緒なので
スキー板を借りに来てたみたい。
毎年、夏休み・・・過ごした。
親友たちも、泊まりにきてくれた。
親には、歓迎されない男の子に、テニスの試合で知り合い
お互いの学校にも行った。画家志望だった。
母方の祖母も叔父と一緒に引っ越してきてくれたので・・・
いとこたちにも夏休みお世話になった。
1番下のいとこは、私の娘と同じ病院で生まれ・・・学年で1歳違い。
良く、遊んでもらった。上のいとこから順番に・・・
花火屋さんで花火(ねずみはなびなど)
私が、27歳の時、ポリープで入院の時と、長女のお祝いに駆けつけてくれた
男の子が、交通事故で入院との連絡が、私のところに入った。
結婚が決まり、カトリックで式を挙げる場所を探していると相談を受けていた。
バイクのツーリングで知り合ったと聞いていたが、バイクの事故で
ICUで、眠っているように・・・。ヘルメットはかぶっていたのに・・・。
母方の叔父も・・・交通事故で・・・温和なおじさん。
サイクルスポーツセンターで自転車に目覚め、1人で・・・。
短大の保育実習で1か月下宿させてもらった。
交通事故は・・・頭から、落ちたらだめだ!  脳死!
でも、なぜ?
少しして、息子の妊娠中に、中学の同級生でテニス部で中1~高3まで
ずっと、同じクラスの男の子から家に電話があった。
兄弟のように育ったので・・・主人も、何のためらいもなく電話を
かわった。
しかし、その時は、よく理解できなかったが・・・。
中学時代、私の親友は、男子のあこがれであった。
私の親友も病状が悪化して・・・それでか?・・・
近況を知った同級生は、お見舞いに行ってしまった。
(お見舞いは迷惑だ。・・・
 たとえ、死ぬまでに会いたくても・・・来てほしくない。
 世話をする家族ですら、会えない場合が)
コロナで・・・お見舞いの常識が変わって良かった。
そして、息子が、生後10か月、私が29歳の6月24日に
私の親友は、29歳で亡くなった。なぜ?なぜ?なぜ?
私は、完全に、精神のバランスを崩した。
息子は、ひきつけをおこし、はしかにかかり・・・私をこの世に
ひきとめたのかもしれない?
暗いトンネル・・・真っ暗!
 

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炊き込みご飯

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